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#2

業界未経験の30歳がプログラマーに転職できた話

※注意※ この記事はQiitaに投稿したものを加筆・修正した記事です。 2018年10月頃のポエムです。

前回の話

今回は引き続き転職活動について、完結編というような位置づけの記事です。 よろしくお願いします。

はじめに

結論からいうと、無事、正社員採用にて内定を頂きました。 活動期間というと、本格的に動き始めてから内定を頂くまで、ほぼ1ヶ月でした。

実は前回の記事を投稿した当日、 午後に面接があったのですが、 当日中にその企業様から内定のご連絡まで頂けたので、 非常にタイムリーかつ驚きました。

契約内容も非常にフェア…というより未経験者という立場からするとありがたい条件で 雇用頂けることとなりました。

今回の記事は、自分がどれくらいの企業様に応募し、どれくらい通過したのかと、 ここ数ヶ月で取り入れ始めた情報源をご紹介させて頂きます。 なにか一つでも参考になれば嬉しいです。

書類通過率について

オンラインスクールTechAcademyのキャリアカウンセラー、dudaのキャリアカウンセラーの方に言われたのですが、 僕のスペックだと、恐らく書類通過率は2割程度だろうということでした。

単純計算で10社受けたら2社は話を聞いてくれる可能性があるということで、 未経験30歳がいきなり応募してきたということを踏まえると 個人的には意外に確率は高いなと思いました。

実際の応募数と通過数は以下のとおりです。

何社応募したか

TechAcademy(オンラインスクール)

応募数:6社 スカウト数:2社 面接までいった数:1社 内定数:1社 備考:スカウト頂けたのでお会いしたらそのまま採用となり、来月よりお世話になることになりました。 また、書類選考に落ちてしまった企業様から、エンジニアではなくディレクターはどうか? という打診も頂きましたが、エンジニアを目指していたので、せっかくですが遠慮させて頂きました。

duda

応募数:7~10社程度 スカウト数:0 面接までいった数:1社 内定数:0 備考:単純に紹介される求人が多く、見きれないというのもありましたが、 面接して頂いた企業様はしっかりとしたところだったので、 媒体への安心感を強めました。

Green

応募数:10社程度 スカウト数:1社 面接までいった数:3社 内定数:0 備考:転職活動を始めて、初めての面接はGreen経由での企業様でした。 面接は終始ガチガチで反省点も多かったのですが、後に繋げられるよう糧にしました。 比較的少人数で運営されている企業様を中心に応募させて頂きましたが、 それぞれ企業様によって面接時の雰囲気や色があって面白かったです。

会社を選ぶ時に参考にしていた情報

主にYouTubeを起点に収集していました。 普段から見ているメディアなのと、 外で歩きながらでもラジオのように聞けるのが 個人的に都合がよかったからです。

視点としては、

  • エンジニアという職について
  • 労働というそのものの視点

の2軸。

現在正社員として働いているものの、

  • このまま正社員としてまた働くのか
  • 派遣なのか
  • フリーランスになるのか...など

より大きな視点でも見ていくため、 色んな情報を集めていきました。

働き方については、どうしても自己啓発的な要素も絡んでくるのですが、 既婚者という立場なので、今後家族を養っていく上で何が一番ベストなのかという点と、

経営者側から見て、どんなことを考えて会社を経営しているのか、どんな会社が"強い"会社なのか、 どんな人間なら採用したくなるのか…など、雇用する側からどう見られるのかも気にしていました。

今回は正社員雇用を目指していたのですが、 フリーランスや派遣という働き方をする場合、また違った視点でものを考えなくてはならないかと思います。

現在は色々な方と出会いを通じて、更に知識を得ています。

内定を頂いた企業様について

今回は、結果的に受講したオンラインスクールTechAcademy経由にて、 スカウト頂く形で面接に伺いました。

初めは現場のエンジニアの方と採用担当の方2名とお話させて頂きました。 ある程度話して落ち着いた後、 社長さんがいらっしゃり、そのまま社長面接に移行しました。

社長面接では、社長自ら会社の事業を説明頂いたり、成り立ちなどを教えて頂きました。 面接開始当初から僕の人柄を気に入ってくださったこともあり、面接はなごやかに終わりました。

その日のうちに内定の連絡を受け、 一晩考えた後、お世話になることを決めました。

未経験は人柄勝負

その業界がはじめての場合、実績がないので「なぜやるのか」という自己分析をしっかりと行った上、 「やる気をアピールできるもの」を実績代わりに 運に身を任せて動き続けることが大事なような気がします。

実は、この企業様の面接を受ける直前まで、 それまで面接して頂いた企業様からは全部お祈りメールをもらっていました。

立て続けに落ちていた僕は、この時良くも悪くも肩の力を抜いて面接に迎えたような気がします。 また、予想に反して初めから採用を前提に面接が進んで行ったので こういう事もあるんだなぁという不思議な気持ちでした。

また、企業研究はそこそこしましたが、 面接対策はあまりしていませんでした。 中途採用ということもあり、なにかを暗記して話すのではなく、 多少とちってもいいから自分の言葉で伝える意識が大切ですね。 これは、自分が現職で採用活動をしていて感じたことです。

また、経歴が良くて欲しいスキルを持っていても、 その会社で一緒に働くというイメージを面接担当官に与えられなかった場合、お祈りされてしまいます。

こればかりはそういうものだと割り切っていたので あまりくよくよせず、ダメだったらすぐに切り替えていくことが必要です。

おわりに

以上で僕の転職活動は終了しました。 小売業を10年勤めたのち、来月から未経験業界に入ります。 30歳という年齢のハードルを何とか超えられた一つの例として、 少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

並行して現在は退職手続きも進めています。 出て行く人間に対しての扱いに思うところあるのですが、 また別の話ということで…。

気持ちを切り替えて、新しい職場で一刻も早く一人前になります。 また、次回からは技術的な記事も書いていきたいと思います。

お読み頂き、ありがとうございました。

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last update: 2023/10/21